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週2日、福津市を走るタクシードライバーとして“福津市の観光情報”を発信中です。ただ2008年から2023年まで福津を離れてたため、同時に福津市の魅力を探し、再発見する日々を楽しんでいます。
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福津市の『坂の上の雲』ゆかりの地|東郷神社の見どころや歴史を紹介

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皆さんこんにちは。来月からタクシードライバーになるまことです。

福津観光ドットコムの記念すべき1記事目は、福津市の東郷神社をご紹介します。

最初に結論

スピリチュアル好きはもちろん、歴史や坂の上の雲、司馬遼太郎好きは絶対に訪れるべき観光スポットです。

東郷神社(別名・東郷公園)は、日本海海戦の英雄・東郷平八郎元帥を祀る神社です。

東郷神社の宮司・川野さんは、「この東郷神社から、私の祖父は日本海海戦を見ていたと聞いています」と語ってくれました。

この言葉は、東郷神社が単なる史跡ではなく、今も人の記憶とともに生きている場所であることを教えてくれます。

この砲台の先で日本海海戦が行われた
GHQによって壊された英霊の記念碑

司馬遼太郎の代表作として知られる『坂の上の雲』
ここ東郷神社では、その物語が描いた明治の空気や志を、今も感じることができます。

ツーリングの立ち寄り地ではなく、歴史を学ぶための観光地として東郷神社を訪れてみませんか?

とくに『坂の上の雲』が好きな方には、きっと心に残る場所になるはずです。

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東郷神社と日露戦争の関係とは?

東郷神社境内にある看板

日露戦争(1904~1905年)において、日本の勝利を決定づけたのが日本海で行われた「日本海海戦」です。

東郷平八郎元帥率いる連合艦隊は、ロシアのバルチック艦隊を破り、日本近代史に残る大きな勝利を収めました。

福津の海はこの日本海海戦と深い縁を持つ場所であり、東郷平八郎元帥をお祀りしているのが東郷神社です。

歴史小説「坂の上の雲」と東郷神社の関係

司馬遼太郎は、明治という時代を
「のぼってゆく坂の上の青い天に、一朶(いちだ)の白い雲が輝いている」と、表現しました。

福津市の東郷公園も、その言葉を思い起こさせる場所です。
東郷公園へ向かうには、長く続く坂道を登っていきます。

東郷神社への坂道

ルートは二つありますが、どちらもカーブの多い坂道で、車は何度もハンドルを切り返しながら進みます。

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ハンドルの切り返しを、私は親しみを込めて「東郷ターン」と呼んでおり、坂を登り切った先に広がるのは、開放感あふれる景色と、東郷平八郎元帥ゆかりの史跡です。

東郷ターンとは?

AIが生成した東郷ターンの画像

東郷ターンとは、日本海海戦で東郷平八郎が行った大胆な艦隊の進路転換です。

この決断によってT字戦法が成立し、日本は歴史的な勝利を収めました。
危険を承知で行われたこの回頭は、今も「東郷ターン」として語り継がれています。

坂の上の雲で感動したシーンを連想する

司馬史観や史実との違いを指摘する声もありますが、それでも司馬遼太郎の歴史小説は、今なお多くの読者に愛され続けています。

そのなかでも人気ランキング1位を誇るのが『坂の上の雲』です。

東郷神社で感じる「坂の上の雲」をさらに紹介します。

「皇国の興廃この一戦にあり」とZ旗

AIに生成してもらった旗艦三笠とZ旗の画像

ドラマ『坂の上の雲』では、「皇国の興廃この一戦にあり。各員一層奮励努力せよ」という決意の言葉を込め、日本海軍の旗艦・三笠がZ旗を掲げる場面が描かれました。

東郷神社の入り口
日本海海戦記念碑に刻まれてる言葉

「皇国の興廃この一戦にあり。各員一層奮励努力せよ」の言葉は、東郷神社の入り口と、日本海海戦の記念碑で実際に目にすることができます。

この言葉の意味

「この戦いに日本の運命が全てかかっている。全員、これまで以上に一層努力せよ」

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YouTubeなどでZ旗が掲げられる場面を見たあとに東郷神社を訪れると、映像とはまた違った重みを感じられるはずです。

旗艦三笠が掲げたZ旗とは?

旗艦三笠が掲げたZ旗とは、日本海海戦において、連合艦隊司令長官・東郷平八郎が戦闘開始直前に掲げさせた信号旗です。

Zはアルファベットの最後の文字であり、「皇国の興廃この一戦にあり」という電文と同時に掲げられたことから、後世では「決戦の象徴」や「後がない戦い」を表すものとして強く認識されるようになりました。

宮司の川野さんからZ旗のバッチを頂いた。

宮司の川野さん
Z旗のバッチを頂いた。

境内には、川野萬里子さんが宮司として常駐されており、参拝者はおみくじのほか、日露戦争に関連したバッジなどを授与していただくことができます。

私自身、川野宮司から直接バッジをいただく機会がありました。
東郷神社という場所の歴史や想いを感じられる、特別な記念として、これからも大切に使っていきたいと思います。

宝物庫には日露戦争関連の資料も

少佐時代の秋山真之の名刺
宝物館の中

『坂の上の雲』では、秋山好古・真之兄弟にスポットが当てられていますが、
東郷神社の宝物館には様々な資料が残っており、日露戦争の英雄である東郷平八郎元帥の手紙や、山本五十六さんが東郷神社の宮司に宛てた手紙など多数展示されています。

宝物館を案内してくれる川野さん

現在、宝物館は閉められていますが、宮司の川野さんが宝物館を特別に公開してくれました。

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旗艦三笠の砲台をそのまま見れる

境内には、戦艦「三笠」の主砲先端部や砲弾が今も残されています。

主砲そのものは、太平洋戦争終戦後にGHQの指示で処分されたとされますが、三笠にまつわる資料や展示品は、資料館に静かに受け継がれています。

秋山真之の電文「本日天気快晴なれども波高し」

「本日天気晴天なれども波高し」は、ドラマ『坂の上の雲』でも印象的に描かれた、日本海海戦直前の電文です。
秋山真之中佐が大本営へ送ったこの一節は、戦いの行方を左右する瞬間を象徴する言葉として知られ、日本で最も有名な電文のひとつといえるでしょう。

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東郷公園から実際に日本海海戦の方角に広がる海を眺めていると、
思わず「本日天気晴天なれども波高し」と口にしたくなるはずです。

日本海海戦紀念碑

日本海海戦紀念碑は、現在の宮司・川野さんの祖父にあたる、獣医師・安部正弘さんが、寄付と私費によって建立したものだそうです。

紀念碑は1934年(昭和9年)、太平洋戦争開戦の7年前に建設されましたが、終戦後にはGHQの方針により、さまざまな部分が解体されたと伝えられています。

本来は、靖国神社のように英霊を慰霊する場となるはずだった――
そう宮司の川野さんは語ってくれました。

5月27日は東郷神社で勝利の式典を行う

毎年5月27日はロシアのバルチック艦隊を撃破った日として、東郷公園でもイベントを行っているそうです。

2026年5月27日は私も東郷神社のイベントに参加したいと思います。

福津市と日露戦争の関係とは?

在自地区の金比羅神社

福津市と日露戦争の関係は、東郷神社だけでは語り尽くせません。

在自地区に鎮座する金刀比羅神社。その境内にも、日本海海戦に関わる記念碑が静かに残されています。

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私にとっては、実家の目の前にある、日常の風景の一部でもあります。

また、東郷神社の宮司によると、金刀比羅神社の宮司・阿部弘樹さんとも親交があるそうです。
神社同士、人と人とのつながりを辿ることで、福津と日露戦争の関係はより立体的に見えてきます。

これからも、歴史好きの一人として、日露戦争と津屋崎の関係を少しずつ紐解いていきたいと思います。

最後に場所を紹介

いかがでしたでしょうか。

東郷神社は、福岡県福津市渡1815-1 に鎮座しています。
駐車場は約60台分が整備されており、JR鹿児島本線「福間駅」から車で約20分ほどの場所です。

▶︎ Googleマップ
https://share.google/bapZS6TtCvcqJTFHZ

東郷神社は、ツーリングの途中で立ち寄る場所として知られていますが、それだけではありません。
司馬遼太郎の名作『坂の上の雲』が描いた時代や、日本の近代史に思いを馳せることができる、歴史の息づく場所でもあります。

まこと
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そんな想いから、福津観光ドットコムの最初の記事として、この東郷神社を選びました。

福津市には、まだ十分に紹介しきれていない魅力が数多く残っています。
これからも福津観光ドットコムを通して、この街ならではの風景や物語を、少しずつお伝えしていきます。

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